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2006年5月14日 (日)

軽症減圧症患者の診療上の問題点について(第8回安全潜水を考える会 研究集会 発表集)

【安全ダイビング】スキル/器材 軽症減圧症患者の診療上の問題点について

外川 誠一郎(東京医科歯科大学 高気圧治療部)

 今日発表する内容は、重症減圧症は診断が比較的容易で治療法も確立されたものであるのに対し、軽症の減圧症の診断は極めて難しく、さらに治療法も確立していないことが国際的にも問題となっている現状を、純粋に医学的見地からお話しようと思います。

 本日の内容は、去年シドニーで行われたUHMSという国際医学会の中での開催されたワークショップのものです。私個人の意見はなるべく排除しお話しようと思います。

          Australia Sydneyでのワークショップ
        -------------------------
          1.軽症減圧症とは
          2.軽症減圧症で高気圧酸素治療は必要か
          3.治療開始の遅れと予後
          4.減圧症の診断方法は(減圧症を除外する基準)
        -------------------------

 まず始めに、なぜオーストラリアで開催された学会でこういう内容が話題になったかをお話しますと、オーストラリアは大変広い国ですから、減圧症は全て緊急に治療すべきだとすると患者さんの移送などの面で大変な負担が生じます。軽症で緊急治療を要しない減症患者を識別して、費用や時間等の社会的面からも最善の方法を検討しようという趣旨で検討された内容です。

今回話す内容は、軽症の減圧症とはどのような定義なのか、軽症減圧症では緊急の高気圧酸素治療が必要か、治療開始の遅れとその予後がどうなのか、軽症減圧症の診断方法はどういうものなのかということです。

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