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2006年5月18日 (木)

「減圧障害治療後のダイビング復帰プログラム」について考える(第8回安全潜水を考える会 研究集会 発表集)

【安全ダイビング】スキル/器材 「減圧障害治療後のダイビング復帰プログラム」について考える

山見信夫
東京医科歯科大学医学部附属病院高気圧治療部

1.はじめに

 減圧症罹患後にダイビングを続けたいと希望されるダイバーは多い。しかし、一方では、再発に対して不安を持っている方も多い。再発を予防するために、または、再度減圧症にかかったとしても、それほど重症化しないように「減圧障害治療後のダイビング復帰プログラム」を作成した。今回は、その復帰プログラムについての話題を提供したい。

2. 再発者が全受診者の約 16 %

一度減圧症にかかったダイバーは、完治しても、減圧症に再度かかる確率が高い。私た
ちの治療部を受診される減圧症の約 16 %が再発のダイバーである。外来で、患者さんと話をしていると、おおよそ、経験タンク本数が 20 本くらいまでの方が減圧症になった場合、ダイビングに復帰することが少ない。一方、100 本以上、経験していると、多の方が復帰を希望される。減圧症の重症度については、複数回かかったときのほうが、一般的には治りが悪く、後遺症も残りやすい。復帰する時期については、減圧症の一連の治療 (高気圧酸素治療) が終了し、症状が完全に消失してから半年が経過してからとしている。たとえば、アメリカ海軍のマニュアルには「 6ヵ月目からダイビングは可能」と書かれているが、私たちは安全率を見込み、患者さんたちがわかりやすいという観点から、 1 ヶ月ほど延長して「6 ヶ月が経過してから復帰」とアドバイスしている。

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